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「整形外科で骨に異常はないと言われたけど・・。」
「シップと鎮痛剤をもらったけれど、痛みが取れなくて・・。」という方は多いですね。
こんな時は鍼灸がピッタリです。
急性、慢性どちらもご相談下さい。
急激に痛みが襲う腰痛。洗顔など日常生活の何気ない動作で発症する場合も多い。
筋肉・筋膜・靭帯・関節・周辺組織の炎症や痙攣が主な原因です。
筋肉は筋繊維が集まったゴムの束のようなものです。ゴムが硬くなると、ちょっとした動作で引きつり・断裂を招き炎症を起こします。
■炎症
痛めて間もない時期には炎症がおきています。
・患部を押すと痛い。触ると熱っぽい。
この時期は安静、患部を冷やす、冷シップをする。入浴はしない。
炎症は腫れて痛いですが組織を修復させるための反応でもあります。
■修復
炎症が治まり、患部・周辺組織が硬くなる。
・患部の腫れ、熱がひいている。
・患部を押すと気持ちが良い。
この時期は傷めた組織の治癒を促進させるため血流増進が重要です。暖めましょう。
鍼灸は過度な炎症を抑え、組織代謝を促すことで治癒期間を早める効果が期待できます。
同じ姿勢を続けると筋肉疲労→血流不足→筋肉への酸素栄養供給の不足→腰痛→悪循環に・・
「運動も実践するのは難しいなぁ。」という方はメンテナンスとして鍼灸をご利用下さい。悪循環のサイクルを断ち切りましょう。
腰痛治療では現代医学的鍼灸が治療ベースとなりますが、患者さんの状態や治療経過によって東洋医学的鍼灸も加えます。
ーー東洋医学での腰痛原因ーー・気血両虚
・筋肉の緊張をやわらげる
・血流改善
・組織代謝を促進
鍼は起立筋、深部の大腰筋にも直接アプローチが可能です。 吸い玉も使用する場合もあります。軽度の急性腰痛であれば1〜3回程度で治療終了です。
重度な腰痛、長年患っている腰痛は定期的なメンテナンスをおすすめします。
発症から治療までの時間が短いほど、早期回復に繋がります。
鍼灸が初めての方にはハリの太さや長さ、本数を調節した治療も可能です。
ご相談下さい。
筋肉、筋膜、腱など軟部組織へストレスが加わり炎症、痛みが出現。急性腰痛や慢性腰痛の原因。
悪い姿勢からおきる腰痛。背筋、お尻の筋肉、腹筋の筋力低下、骨盤のズレなどが原因。背骨を支える筋力が弱まり痛みを誘発。
重いものを持ち上げたり、無理な体勢での作業がキッカケとなる。腰椎椎間関節周囲の炎症、靭帯の部分断列による急性腰痛。再発、加齢にる椎間関節の変性も多い。軟骨の磨耗、骨の変形、関節周囲の靭帯の緩みなどによる椎間関節症から慢性腰痛になる事も。
加齢により関節軟骨の表層が摩耗し、椎骨に骨棘が生じ椎間関節部が不安定な状態となる。負担の大きい下部腰椎関節では機械的ストレスが増幅され関節包の異常緊張、炎症が生じる。関節包肥厚、弾力性の低下へと繋がり椎間関節症が形成される。弾力性を失った関節包は軽微な動作でも障害され、腰の動きの滑らかさは失われる。
人間の背骨は24個の骨で構成されています。骨と骨の間には「椎間板」というクッションがあります。椎間板は、繊維輪と髄核で構成されます。 繊維輪に亀裂が生じ髄核が繊維輪を破って飛び出た状態を椎間板ヘルニア(uncontained type)と言います。飛び出した椎間板が神経を圧迫し臀部下肢の激しい痛みシビレを引き起こします。繊維輪を破らずに膨れたヘルニア(contained type)もあります。感覚障害、冷感、筋力の低下、排尿障害がある場合は速やかに病院受診が必要です。
uncontained typeは痛みが劇的だが治癒まで比較的早い傾向。
contained typeは痛みが中程度だが長引きやすい傾向にあります。
椎骨が前後にずれている状態です。 分離が伴う「分離すべり症」、分離が伴わない「変性すべり症」。
「変性すべり症」椎間板変性によるものが多い。中年以降の女性に多くみられる。すべり部での脊柱管狭窄、神経絞扼により脊柱管狭窄症のような症状も。
立った状態や距離を歩くと足のしびれ、痛みがでる。腰掛けたり、前屈みで休むと楽になり再び歩ける状態。