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■院長ひとりごと −代々木 初台のはりきゅう治療−林鍼灸治療院


R.04.06.01
更新頻度が低下しておりました。
HP上に「ひとこと」呟くよりもSNSを使用する事が多くなりました。
ということで、この「院長ひとりごと」pageは一旦終了し、facebookへ移行いたします。
 facebook


H.27.4.3
桜も散り始めましたね。新年度です。新入社や移動などで生活環境が変わる時期です。

季節の変わり目は体調が不安定になりやすいですね。特に、冬から春へ変わるこの時期は要注意です。
冬「静」から春「動」への自然環境の変化に合わせて、人間の身体も「静」から「動」へと傾きます。変化の負担は「肝」へと掛かり、身体トラブルを起こしやすくなります。

東洋意学での「肝」の働きは様々です。
気機の調整、血流の調節、精神コントロール、脾胃の運化機能への影響…などがあります。現代風に言うと、自律神経系のイメージに近いですね。
肝気が鬱血すると抑鬱状態になりやすく、肝気が興奮しすぎるとイライラ怒りやすくなります。下痢、便秘など消化器症状にも影響します。

肝をケアして快適に春を過ごしましょう。



12.18
3月以来の更新です。FBを始めて以来、「ひとりごと」がノータッチになってしまいました。使い分けが難しいですね。

寒気の影響でここ数日は都内も冷え込んでいます。その影響か、寝違えや腰痛の方が多く来院されました。みなさん起床後すぐに痛めてしまったそうです。体が温まるまでは、筋肉も動かす準備ができていません。寒い時期は気を付けましょう。


3.12
上腕骨外側上顆炎いわゆるテニス肘の患者さんが最近続きました。みなさん原因は雪かき。手首を返す筋肉を使いすぎてしまったようです。日常動作で使う箇所は放っておいても治りづらいですね。しっかり治療しましょう。

3.10
季節の変わり目は体調を崩しやすいですね。冬【静】から春【動】の変わり目は特に体に負担がかかりやすい時期です。静から動へと身体をシフトチェンジさせるため肝がフル回転で働きます。肝が疲れて機能が落ちると心身が不安定になったり自律神経系の症状が出てしまいます。肝をケアして気持ちの良い春を迎えましょう。


2014.1.8
新年明けましておめでとうございます。
本日より通常診療です。本年もよろしくお願い申し上げます。

12.31
大晦日。あっという間の一年でした。
皆様良い新年をお迎え下さい。

8.30
患者紹介ビジネスを手がける大阪市の業者が鍼灸(しんきゅう)院に患者を集め、医師の診療を受けさせていたことが分かった。患者の居住場所以外で診ても、訪問診療として診療報酬を請求することはできないが、医師は自宅で診たように装って不正請求した疑いが強い。厚生労働省は調査する方針だ。
この紹介業者は大阪市中央区の医療コンサルタント会社。近畿で350以上の鍼灸院や医師約50人と契約を結んでおり、「鍼灸院に患者を集める業者は全国にある」と話している。同社の契約書などによると、患者約5人を同じ時間帯に鍼灸院に集め、医師がそこへ来て次々と診る。医師は診療報酬の2割を紹介料として業者に支払う。厚労省の通知では、医師が訪問診療として診療報酬を請求できるのは自宅や施設など患者が暮らす場所に限られ、鍼灸院で診ても請求できない。だが、患者への医療費通知や患者らの証言によると、医師は鍼灸院でしか診ていないのに訪問診療として請求した。請求時に診察場所を記す必要はなく、紹介業者は医師や鍼灸院への営業で「どこで診ているかはわからないから大丈夫」と説明していた。鍼灸院が患者を5人集めるのは、医師が一度に診察できて効率が良いからだ。紹介業者から営業を受けた鍼灸院が録音した記録によると、業者は「(5人だと)時給に換算するといいカネになる。人数が少ないと医師と交渉しづらい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000007-asahi-soci---朝日新聞社---

不謹慎だが、「よく考えるな〜。」と感心してしまう。保険治療は制限に不自由さを感じるので当院では現状使っていないが、患者さんにとって利点もある。不正が続くと保険請求のシステムも厳しくなっていくだろう。自分で自分の首を絞めるような状態になるのではと危惧を抱く。


7.29
東洋医学とは全く関係ない話。

当HPもスマフォサイトを作ってみたのだが難しい。スマフォからアクセスするとスマフォサイトへ飛ぶように設定したのだが、そこからPCサイトへ行こうとすると問題がある。iphonesafariではPCサイトへ行けるのだアンドロイドではスマフォサイトへ戻されてしまう。ブラウザにもよるようだが、なにしろアンドロイド端末の実機がないので確認作業もはかどらない。う〜ん、どうしよう・・。
「PCサイトへ行けない方々、申し訳ありません。もう少々お待ち下さい!」
って言っても、このページはPCサイトのみの掲載でした・・・


7.15
久しぶりの更新。忙しさにかまけて前回投稿から半年以上たってしまった・・。反省せねば。
ということで(?)すっかり暑い季節になりました。
今年は空梅雨で暑い日が続いています。熱中症に気を付けつつ睡眠も十分に取りたいとなるとエアコンに頼る機会が多くなります。冷房が嫌いな方も多いと思いますが最近の都内の暑さでは冷房も使わないと命の危険さえある状態です。身体を冷やしすぎないように上手に空調を整えましょう。
冷たいものも熱中症予防には有効ですが続けて飲んでいると胃腸が冷えてしまいます。冷えてしまうと胃は活発に動けなくなり食欲不振や消化不良を起こしてしまいます。
冷たいものを飲む場合には、ところどころで温かいものも飲んで胃腸を冷やさないようにしましょう。
冷房や冷えてしまった胃腸にはお灸がよくききます。

20131.9
明けましておめでとうございます。
皆様方のご健康並びに平穏な一年となりますようお祈り申し上げます。


12.30
久しぶりの更新となりました。
あっと言う間の一年で、気が付くともう年末。

最近はウイルス性胃腸炎が流行していますが、特に年末年始は人の流動が多く流行も拡がりそうです。
お食事前や公共トイレ使用後の手洗い予防を入念に行いましょう。

---厚生労働省HPより抜粋---
Q手洗いはどのようにすればいいのですか?
A手洗いは、調理を行う前(特に飲食業を行っている場合は食事を提供する前も)、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)には必ず行いましょう。常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄します。すすぎは温水による流水で十分に行い、清潔なタオル又はペーパータオルで拭きます。石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。

Q調理台や調理器具はどのように殺菌したらいいのですか?
Aノロウイルスの失活化には、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。ノロウイルスを完全に失活化する方法には、次亜塩素酸ナトリウム※、加熱があります。
 調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。
 また、まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
 なお、二枚貝などを取り扱うときは、専用の調理器具(まな板、包丁等)を使用するか、調理器具を使用の都度洗浄、熱湯消毒する等の対策により、他の食材への二次汚染を防止するよう、特に注意するよう気をつけましょう。
※塩素系の漂白剤(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)
-----------------------------
次亜塩素酸ナトリウム一例
・ミルトン(医薬品):界面活性剤無
・ハイター類(雑貨品):界面活性剤有
製品によって塩素濃度が違うので用途によって希釈値を確認してください。

お休み中は睡眠、食事の生活リズムが崩れやすく体力低下につながることもあります。出来るだけ普段の生活リズムを心がけましょう。
皆様、健康に留意して新年をお迎えください。



3.14
唾石が取れて腫れもひき落ち着いた。耳鼻咽喉科さんで診てもらうと唾液線出口付近には他の石もなく唾液もスムーズに通っている様でとりあえず、ひと安心だ。石は気付かないうちに取れてしまったので、食べ物と一緒に飲みこんでしまったようだ。ちょっと見たかった・・


3.7
唾石症
昨日、右側の顎下リンパ節付近に少し腫れがあった。オタフク風邪も疑いすぐに耳鼻咽喉科さんを受診すると唾液腺に石が詰まる唾石症であった。唾液の通路が詰まって顎下腺が腫れているとの事だった。幸い痛みはない為、自然に石が出ることを期待して少し様子を見ることとなったが、外科的な処置の可能性もあるようだ。うちに帰って鏡で確認すると唾石が顔を出しているのが見える。ポロっと取れてくれるとよいのだが・・・

というわけで、しばらくの間、右あごの下が腫れているかもしれませんが、感染症ではありませんのでご容赦ください。


2.13
インフルエンザ、風邪(かぜ)が流行しています。近所の病院さんの話では1月末週から大幅に流行しており、インフルエンザ検査の陽性率が(2人/10人)程度から(8人/10人)まで上がっているとの事だった。国立感染症研究所情報センターのグラフをみると東京都のインフルエンザ定点報告数が第3〜4週に急激に伸びているのがわかる。/参考 http://idsc.nih.go.jp/idwr/douko/2012d/img04/chumoku02.gif
予防は加湿、手洗い、手指消毒、うがい、噴霧・揮発型塩素系製剤などいろいろありますが規則的な睡眠、食事をとって十分な免疫を発揮するための体力を保つことも重要です。
当院では感染予防として手指消毒の他、ベッド周囲、治療器具、施術者の白衣の消毒を患者さんごとに行っています。

2012.1.4
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
皆様方のご健康並びに平穏な一年となりますようお祈り申し上げます。

9.10
療養費不正受給容疑で男逮捕 大阪
 マッサージを施した回数を水増しして保険の医療療養費など計約4万3千円を不正受給したとして、府警警備部などは8日、詐欺容疑で、高槻市塚原の中核派活動家で鍼灸(しんきゅう)院経営、馬場光一容疑者(64)を逮捕した。同部によると、容疑について黙秘しているという。
 逮捕容疑は、今年1〜3月の間、高槻市内の男性(85)に行ったマッサージについて、計14回水増しした医療療養費の支給申請書を府後期高齢者医療広域連合に提出するなどし、計約4万3千円をだまし取ったとしている。<産経新聞>9月9日

各分野での不正受給事件はたびたび目に止まる。養療費削減や不正受給抑制の理由から償還払いに推移している保険者も多い。現物給付、現金給付と保険制度に差はあるが病院、歯科、鍼灸、柔整で保険を利用した際に保険者負担額を意識する事はこれから重要な気がする。


6.10
節電
電力不足に備え節電対策を行ったがこれがなかなか難解。
照明を蛍光灯型(20wh)からLED型(6.9wh)へ変更。1時間当たり13.1w減。これは確実な値であろう。次に冷蔵庫。少し前から治療院の冷蔵庫は電源を抜いているがどの程度wh減なのか。カタログ消費電力では年間250kwh。1時間当たり28.5wだ。不便さを考慮すると期待した程の値でもない。と思ったがどうもカタログ消費電力と実測値では差があるらしい。ワットチェッカーなどで実測値を測るとカタログ比2〜4倍程度のようだ。とすると57wh〜114wh。まずまずの値だなと思いつつも一昔前の白熱電球1コ分相当。節電は小さい積み重ねと言うことか。いろいろ模索してみよう。

3.28
続く余震、地震酔い、衝撃的な津波映像、被災地の現状、電力不足、原発問題、水食料、産業への打撃、経済影響・・不透明な展望から都内でも不安を抱える方は多い。震災から2週間、ストレスから緊張した脉状の患者さんが多く見うけられます。長期間のストレスは心身共に深刻なダメージに繋がりやすい為、最近は緊張緩和の治療を加える事が多くなっています。こういった「未病」治療こそ東洋医学の基本です。

東北関東大震災におきまして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに被災された皆様とご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

2.15
昨夜は都内では珍しく雪。最終の患者さんが帰られる頃には2センチ程積もっていた。雪国出身の患者さんだったのでこの程度の雪は平気との事でしたがやはり心配でした。数日前に御予約いただいた場合、当日天候が悪い時などは無理をせず日程をずらして頂いて構いません。安全第一。


2011.1.7 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年末、正月用食材を買出しに行ったのですが翌日、右肩が痛くて挙がらなくなった。どうやら上腕二頭筋長頭腱炎。結節間溝部に冷シップと筋疲労を筋腹でとりつつ安静。3日程で完治したが正月休み中でよかった・・。日頃の運動不足と買出しは欲張らないと年頭から反省。


11.8
紅葉。先週、親戚を訪ね岩手県に行って来た。酷暑の影響か例年より遅い紅葉らしいが山々は綺麗に染まり始めていた。
草木、動物は気温湿度など気候の影響を受け活動しています。東洋医学では人間も自然の一部と捉え、環境と心身の調和を大切に考えます。調和が乱れると心身の力が低下し病気になりやすくなってしまいます。季節の変わり目は規則的な生活を心がけましょう。


9.9
残暑・・と言うには暑すぎる今年。例年ならば暑さも落ち着き、夏の疲れが出てくる時候に猛暑日。気づかないまま体力が奪われ抵抗力も低下してしまいます。就寝中に風邪をひいてしまった方も多いようです。夜間の室温設定に気をつけましょう。


6.26
湿気が高く汗をかきやすい日が続いています。こんな時期こそ「冷え」に要注意です。汗で湿ったままの肌着はカラダの表面を急激に冷やし、
冷たい飲み物は胃を冷やしてしまいます。胃が冷えて機能が低下すると・お腹の張り・背中の痛み・食欲不振・胃痛・下痢などの症状が出やすくなります。背中の「胃兪(胃のツボ)」部分も冷えて硬くなる為、この季節は背中の痛みを訴える方が多くなります。こんな時は「中かん」「胃兪」の灸頭針がとてもよく効きます。
*灸頭針:ハリを刺し、モグサの塊をハリの頭部分に固定する。暖かいと感じる程度の灸法。


5.28
意外な原因。
坐骨神経痛の患者さんが来院された際、診察すると腰部に原因があると分かりました。腰、臀部、下肢へ鍼を行い、3回治療すると神経痛の痛みも大分和らぎ原因であった腰部も順調に回復していました。しかし、その後2回の治療を行った後も午前中は痛みが残っている状態でした。予測に反した状況だったため患者さんの生活習慣をもう一度詳しく聞いてみると、寝る際に足を高くして仰向けで寝ていると判明。納得しました。足のむくみ防止にと足首の下に10cmほどの枕を入れる習慣を長年されていたようです。この姿勢は腰椎下部の圧迫を大きくします。それが原因で坐骨神経痛が引き起こされていると判断し、足枕を中止するようお願いしました。次の来院時に確認すると起床時・午前中の神経痛は全くなくなったとの事。予想外の原因でしたが、もう少し早く気づくべきだったと反省しました。

足を高くした姿勢で寝る事はむくみ防止になりますが正しい方法で行ってください。
ふくらはぎからカカトまでを枕に乗せ膝が少し曲がるようにする事。
膝の裏を圧迫しないように注意。
高さも座布団1〜2枚程度で十分です。


3.17
都内では桜のつぼみも段々と膨らんできました。春は生命活動が活発になる季節です。この時期は身体の中の「気・血」も活発に動き出します。その為「肝・胆」への負担がとても大きくなり、その力が足りないと身体が環境について行けず不調を招くこととなります。主に肝の病症である筋肉・眼・自律神経に影響します。春は生命活動のスタートですからこの時期に体調を崩すとその後の季節にまで体調不良が出やすくなってしまいます。今の時期は、肝を補い気血を巡らせる治療がとても重要です。


1.20
「はり治療後に女性死亡 大阪の鍼灸院、ミス原因か」
大阪府池田市内の鍼灸(しんきゅう)院で2009年12月、患者の女性(当時54)がはり治療を受けた直後に容体が急変し、死亡していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警は治療中のミスが原因で女性が死亡した疑いがあるとみて、業務上過失致死容疑で同院を家宅捜索し、関係者から事情を聴いている。
捜査関係者によると、女性は肩こりのため、同院に定期的に通っており、普段からはり治療を受けていた。昨年12月15日、はり治療を受けて同院を退出した直後、「気分が悪いのでトイレを借りたい」と引き返してきたという。その後、トイレ内で倒れているのが見つかり、救急車で近くの病院に運ばれたが、16日早朝に死亡した。 //nikkeinet

痛ましい事件です。亡くなられた方にはご冥福をお祈り致します。
その後の報道では治療者が無免許の学生だった様だ。気胸による低酸素脳症が死亡原因とされているが気胸症状の初期段階で緊急対応していればとも悔やまれる。そういった意味では人為的原因が重なっているようだ。
ハリを行うに当たって気胸はもっとも注意しなければなりません。そのため鍼灸師は解剖学をしっかり学んでいます。当院でも肩や背中の治療では細心の注意を払います。
あってはならない医療過誤ですが常に万が一という事を考える意識も必要です。


2010.1.8
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
お正月も気がつくとあっという間に過ぎてしまいました。年末年始は気忙しくなりがちです。体調にも十分留意しましょう。


11.25
ここ最近ですっかりと冬になってしまいました。気温も下がったため肩こり、首の症状で来院される方が増えています。患者さんは外からいらっしゃるので当然なのですが、触るとみなさんの首周りはとても冷たいです。冷気に当たると血管は収縮するので血行が悪くなり筋肉に栄養酸素が供給しづらくなりコリやすくなってしまいます。東洋医学として考えると「寒邪」により気血の停滞を招き痛みも誘発してしまいます。このような時は身体を温めるツボを使いお灸も多用します。治療後は冷えていた部分を触るとポカポカと温かく、とても柔軟になっています。


10.26
使い終わったハリをどうするのか患者さんから質問を頂くことがあります。肝炎など感染症の心配からでしょう。昔は感染防止の衛生管理が現在よりも甘く、使用したハリを消毒、滅菌処理して再使用していたケースもあったようですが現在では一度きりの使い捨てにしている治療院がほとんどです。ハリ1本6円程度ですから滅菌して再利用するよりも使い捨ての方が安心でしょう。また、使ったハリは感染性廃棄物として専門業者に回収され溶鉱炉で処理されます。
当院でもハリは一度きりの使い捨てですのでご安心下さい。


8.26
盛夏も過ぎすごしやすくなってきました。しかしこの時期は夏の暑さの疲れがでてくる頃です。全身疲労、ダルさ、朝起きてもスッキリしないなどの症状は体力の低下が原因です。東洋医学では補気営血(体力増進)は健康の基盤づくりとして重要視しています。はり灸治療は体力増進、免疫向上に有効です。


2009.6.7
そろそろ梅雨の季節です。
梅雨は私自身、足のむくみとお腹を下しやすくなるので好きな季節ではありません。
この足のむくみと下痢の原因は「湿邪」です。外気に湿度が多い状態はカラダの中へも影響します。排出されるべき水分が体の中に溜まると下半身のダルさ、むくみ、関節の痛みの原因となります。また、「脾」(消化器の一部)は湿邪に対して弱いため下痢、食欲不振などのトラブルも起きてしまいます。特に平素から脾の力が弱い「脾虚」体質の人は影響を受けやすいので特に注意が必要です。
このような場合、鍼灸では脾を整えたり水分代謝を改善し湿をカラダの外へ排出するように治療します。
・・という訳で自分にも治療しようかなと。


6.12
女性の患者さんから「ハリを受けると肌のコンディションが良い。」という話をよく耳にする。特に顔面部が多いようで、翌日の朝にキレイになったと感じる場合が多いらしい。顔面部にハリをしていない場合でも同じ声を聞くことが多い。
ハリは単にコリの改善だけでなく、東洋医学として「衛気」「営血」「津液」などの運行調整(カラダの各組織への栄養補給の増進)も行うものなのでそういった効果もでるのであろう。特に顔面部には、胃や大腸などの消化器系の経絡が多い事も影響しているのだろう。
こちらが予想していない部分でのハリの効果を聴くと、カラダ全身を捉える東洋医学のチカラを改めて感じます。


3.28
前回の補足になりますが・・。
納得せずに治療を続けると患者さんは不安になってしまいます。すると、それまで通院していた所から違うところへ行ってみようと考えるでしょう。もちろん数ヶ所で診断を受け、確認することはよい事です。しかし、少しの期間通院しては別の病院へ、そしてまた少し通って次へ・・と徒に繰り返すのは良くありません。別のアプローチをとる治療へ移行しようとしているタイミングかもしれませんし、患者さんは「症状の変化が無い。」と感じていても実際はスピードは遅くても順調に回復しているのかもしれません。そのようなタイミングで次の治療機関へ変えてしまうと、そこでは一からやり直しになってしまいますので、逆に回復まで遠回りになる可能性もあります。
その様にならない為にも普段から「治療者=患者」の情報交換は大切な意味を持ちます。


2008.3.27
初診の患者さんと問診をしている時に最近、気がついたことがあります。今までの他機関での治療内容や経過に耳を傾けていると、その患者さんにとって重要な点をご自身で把握していないケースが多いようです。例えば、手のシビレで整形に通院していたが症状が変わらないために当院へ来院された患者さんはその「症状の原因」「治療の目的とその内容」を把握されていない場合が多いようです。
また、「治療を続けても何故症状が変わらないか?」「今後、どうすれば良いのか?」という極自然な疑問も医者・治療者に質問している方は少ないです。しかし、治療側=患者側の情報交換は非常に重要です。きちんと相談すれば他の治療法やセカンドオピニオンとして他院の受診という選択肢もでてきます。「患者=治療者」お互いに遠慮することなく相談すること、毎回の治療内容にお互い納得することはとても大切です。


8.13
都内では連日の猛暑から一昨日、昨日に熱中症で搬送された人は計98人にも上るそうです。
高温・多湿の環境で体内の水分や塩分が過度に失われると体の熱放散が不十分になってしまいます。すると、体温調節や循環機能などの働きに障害が起きて「熱中症」となってしまいます。
炎天下での外出を控えたり、屋内でも空調に注意するなどの予防が大切です。また、汗を大量にかく今の時期は水・お茶などの「水分」だけの補給では熱痙攣を起こす場合もあり危険です。「塩分」など電解質の補給が重要となるのでスポーツドリンクなどでこまめに水分・塩分を補給しましょう。


7.27
最近、頭痛を訴える患者さんが増えています。季節柄エアコンの冷風による冷えが影響しているケースが多いようです。さて、『頭痛』はその原因・症状によって対処法が全く異なります。首や肩の周囲を温めたりほぐしたり等の血流改善が必要な場合があれば、逆に冷やしたり血管を圧迫して血流を抑えることが必要な場合もあります。(詳しくは当HPの頭痛治療ページを参考にしてください。)
『頭痛』は誰でも経験のある症状だと思います。しかし、その正しい対処法は意外とご存知の方は少ないようです。
最近、TVでは健康・病気についてとりあげた番組が多いですが『頭痛』のような日頃対面しやすい症状もテーマとして取り上げ、正しい対処法を紹介してくれれば良いのになぁと思ってしまいます。


5.28
<ストレス>
病気の原因として「ストレス」は大きな意味を持ちます。それは、東洋医学に限らず西洋医学においても同様です。鬱症状や睡眠障害、婦人科系の病気、自律神経失調症など様々な症状を引き起こします。治療法としてストレスを軽減させる事が最も重要だと思われがちですが、私はそうは思いません。
現代社会においてストレスは避けようがありません。いくらストレスを避けようとしてもある程度は必然的に残ってしまいます。完全にストレスが「ゼロ」の状態になるというのは不可能だと考えます。また、適度のストレスがなければ生活する活力も出てこないでしょう。
そこで、ストレスを受け入れたうえで、ストレスに対応する「力」をつけることを重要視します。そのためには食事・睡眠などを規則的に改善することが重要となります。また、鍼灸は「ストレスに対応する力」をつけるために大変有効です。


4.11
足のシビレやだるさを訴える患者さんが最近多くいらっしゃいます。シビレの原因は患者さんごとに異なりますが、腰や臀部に問題がある場合が多いです。この場合は鍼灸治療は効果的です。しかし、それ以外の原因から来るシビレの場合も少なくありません。例えば、足の血管に問題があるケースです。
血管には動脈、静脈がありますが静脈にある弁の働きが悪くなっている場合にも、シビレ、だるさやムクミ、冷え、こむら返りなどの症状が出ます。深部静脈の弁不全という状態です。弁不全が進んでくると脚の静脈が浮き出たりといった下肢静脈瘤が出来てしまいます。
このような場合は、鍼灸治療よりも専門病院での治療を行ったほうが早く改善しますので、当院では病院の受診を患者さんに勧めています。

鍼灸院には様々な病気を持った患者さんや「病院で治療を続けたけれど良くならないので・・」といった方も来院されますが、なかには再度、専門病院での検査が必要な場合もあります。鍼灸治療にこだわらず、そういった患者さんへのご案内も鍼灸院の大事な役割だと考えます。


3.11
股関節の可動域拡大を目的に通院されている患者さんが先日、来院された時のお話です。それまでは順調に可動域も拡大し、筋緊張もだいぶ 改善していたのですが急に初診時の状態に戻っている状態で、体力も落ちている様子でした。おかしいなと思いお話を伺ってみると数日前、痩 身エステで発汗を促すコースを体験してきたとの事でした。内容を聞いてみると水分補給をしないままに大量の汗を流すものでした。水分補給を せず大量に発汗すると脱水状態となり、酷いときには筋痙攣をおこします。また、血液から水分が急激に奪われると脳梗塞を誘発する事もり、極めて危険です。その患者さんには水分・電解質の補給をしてもらいました。皆さんも、運動や入浴の際にはきちんと水分補給を行いましょう。


3.1
<強もみ>について
肩こりなどで長年マッサージなどに通われている患者さんの中には「コリがひどいから強く揉んで欲しい。」と希望される方もいらっしゃいます。<強もみ>をするとその場ではスッキリした感覚が得られ気持ちよく感じるからでしょう。しかし、強い刺激は筋肉やその表面、周囲の組織を損傷させてしまいます。その後、損傷された部分は修復されるのですが、「損傷→修復→損傷・・・」と繰り返すと筋肉はどんどん硬くなりコリ感も増大してきます。このような場合は鍼灸治療や(その場での満足感は少ないですが)刺激の強くないマッサージなどで少しずつの改善を目標にしましょう。


2.16
当院では今月から鍼灸保険を取り扱うようになりました。保険適応までの手続きが必要なため、病院や接骨院などの様に保険証を持参すればすぐに保険治療が受けられるという形ではありません。「保険ではり灸をしても良いですよ。」という医師からの同意書が必要です。すこし面倒なようですが、治療期間が長くなるような場合には経済的負担も考えると良いかもしれませんね。


2007.1.3
皆様、新年明けましておめでとうございます。年末は少し早めからお休みを頂き実家の仙台へ帰省してまいりました。今年は暖冬とはいえやは り寒く、久しぶりに寒さを「痛く」感じました。上京してからまだ4年ほどですが、すっかり東京の暖かさに慣れてしまいました。楽なほうに慣れるの は簡単ですね・・。

12.22
今年も残すところあとわずか。年末は何かと慌しいですね。この時期になると例年、大掃除をしていて腰や肩を痛める方がいらっしゃいます。普段手をつけないような所の掃除をしようと無理な体勢をとってしまうようです。年末は気温も低く、体も硬くなっているので十分気をつけましょう。午前中はまだ体が起きていないので特に怪我をしやすいです。体の準備が整った午後になってから大掃除を始めたほうが良いでしょう。


11.27
このところ、首を寝違えて来院される方が続きました。「寝違え」の程度にもよりますが、ほぼ1〜2回の治療で良くなります。ただ、患者さんの中には来院されるまでの間、自己判断で間違った対処法をとってしまうケースも多いです。間違った対処法とは温めたり、ストレッチをしたりなどです。寝違えのような場合は、患部の熱が治まるまで安静にして冷やすのが基本的な対処になるので注意してください。間違った対処法を取ってしまうと、治るまで時間がかかってしまいます。

11.16
近頃、TVや雑誌などで漢方や鍼灸が紹介されているのをよく目にするようになりました。以前まではハリと言うと「怪しい」「非科学的」な紹介が多かったのですが、最近はきちんと「理論的な治療法」として紹介されるようになって来ました。とても嬉しく思っています。ただ、同じ症状でも患者さんによって治療に使用するツボは異なるので、「頭痛がするから雑誌に載っていた"頭痛のツボ"を押してみる。」だけでは、効果は期待できません。きちんとした対処を希望される場合はお近くの専門機関を受診しましょう。


11.2
最近、カゼをひいてる方が多くなってきました。中医学ではカゼは風邪(フウジャ)という邪気が体に入って起こると考えます。フウジャは首の後ろ周辺から体に入ります。そのため、その辺りには「風」という字が入るツボが多いです。風門,風池,風府といったツボです。特にこの3つのツボは「三風穴」と言ってカゼの治療に使用する重要な経穴です。外出の際は、襟元を温かくしてフウジャから身を守りましょう。


11.1
<気>について・・。
私には特殊な能力は、ありませんので<気>の存在をハッキリ感じることは出来ません。が、治療中に何となく感じる事があります。先日、患者さんの治療の際に痰湿(カラダの中の余分な水分)の排泄を促すツボにハリをうっていたところ、ツボに触れていた親指を伝って胃袋に何かドロッとした物が私の方に「ギュン」と流れ込んできた感覚がありました。「あっ!」と思いましたが、途中で止めるわけにもいかず、治療を行いました。治療後、患者さんはスッキリとされていましたが、私の方は翌日まで吐き気が続いてしまいました。非科学的な話ですが、こういった事はたまにあります。不思議ですね。


10.22
このところ、ずいぶん朝方の気温が低くなってきました。寝ているときに身体が冷えてしまうことがあります。この冷えを中医学では寒邪と言います。寒邪が体に入るとカゼをひいたり、お腹がくだったり、膝や肩など関節の痛みが出やすくなってしまいます。これから冬に向けて寒さが増しますね。今のうちから気をつけましょう。


10.12
このところパソコンでHPをご覧になって来院される方が多いです。治療院でも、ハリやおきゅうの発注はほとんどパソコンでしています。今の時代はホントにパソコンなしでは成り立たないような気がして、少しさびしい気もします。ですが、当院にいらっしゃる患者さんで70歳を超えるような方でも、デジカメで撮った画像をパソコンで編集したりと大いに楽しんでいらしゃるお話を聞くとなんだか嬉しくなります。


10.7
今日は、久しぶりの快晴。昨日まで雨が続いていたせいか、腰痛の患者さんが多くなっています。湿度が高い日が続くと腰も痛めやすいですね。急性腰痛は痛めてから治療までの時間が勝負です。短いほど治りが早いです。何日か我慢して来院されると回復まで時間がかかってしまいます。腰痛に限らず痛めたときはすぐに最寄の治療機関に相談しましょう。


2006.10.6
患者さんの中には「ハリ治療」に対して「魔法・マジック」の様なイメージをお持ちになっている方もいます。「1回で良くなるんでしょ?」と期待して来院される方には申し訳ないのですが、1度で劇的によくなる事は殆んどありません。痛めてすぐのギックリ腰のような場合は1回で良くなるケースもあります。しかし、鍼灸院に訪れる方は病院などで数年間治療を続けたけれど改善が見られないので「ハリ」を試してみよう・・と言う方が多いです。この様な場合は、数ヶ月単位の治療期間になるとが多いです。病院で数年治療しても効かない方が、1−2回のハリで治るということは常識的にも難しいと思います。ハリ治療は病気を治すチカラのある身体を作るための作業です。病気を治すのは患者さん本人のチカラであって、治療者はそのお手伝いをしていると、私は思っています。
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