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鍼灸不適応と判断したケース   |渋谷区代々木初台 林鍼灸治療院

鍼灸院へおいでになる患者さんの中には専門医療機関への受診が必要な病気が潜んでいるケースもあります。適切な判断とご案内も鍼灸師の重要な役割と思っております。
実際に当院で鍼灸不適応と判断した例をご紹介します。

【ご案内】
鍼灸師が診断をくだし患者さんへ伝えることは医師法違反となります。法令遵守とした表現となることをご了承ください。


慢性脱髄性多発神経炎(CIDP)

脚のシビレとして来院された。整形外科にて腰部脊柱管狭窄症として通院しているが症状が改善しないとの事。問診を進めていくと感覚のシビレ感ではなく、痺れたように脚を動かしづらいとの症状であった。
運動麻痺に関しては当院では鍼灸不適応と判断している旨を伝えた上で相談し、足と腰の苦重感を対象に施術する運びとなった。針と低周波器を用いた施術をしたが下腿筋肉の触感、刺鍼の感覚、施術反応に違和感を感じたためセカンドオピニオンの検討をご案内した。
その数か月後、当院へ来院された際に大学病院にて慢性脱髄性多発神経炎の診断が付きステロイド治療を行っているとご報告を受けた。


閉塞性動脈硬化症(ASO)

腰部脊柱管狭窄症の診断がついている方や坐骨神経痛として来院される方の中にはASO疑いの方がいらっしゃいます。
下肢の動脈拍動に左右差が認められるケースや下肢片方のヒフ色が青白いケースでは鍼灸不適応と判断し、当院では循環器や血管外科の受診を勧めています。
その方の病態評価によって、投薬治療、カテーテル治療、バイパス手術が必要となります。
腰部脊柱管狭窄症とASOは間欠性跛行など共通する症状が多く、判別には注意が必要です。
以下---医療機関への受診をご案内した例と経過
・投薬治療 3例
・カテーテル治療 1例
・バイパス手術 1例


デュプイトラン拘縮

右手薬指が伸ばしづらいと来院。手のひらを診ると指の付け根周囲のヒフが縮み、コブになっている。触診からもデュプイトラン拘縮を疑い、鍼灸適応外と判断した。整形外科受診を勧めた。
根治は専門病院でも難しい疾患ですが、手術の選択も可能な医療機関での経過観察が望ましいと考ます。


乳様突起炎

肩こりや疲労感の為、定期通院されている。問診の際に首のリンパが痛いとの訴えがあった為、確認すると右側乳様突起周囲に腫脹が診られた。中耳炎の症状はなかったが、触診から乳様突起炎の可能性を疑い画像検査設備のある耳鼻科さんへの受診を勧めた。
後日、当院へ来院された際に内服の投薬治療で済んだとご報告を受けた。乳様突起炎は点滴治療が必要な場合もあり、入院措置となるケースも多い。軽症でほっとした例です。


心房細動

精力的なトラブルで来院された。計7回の治療で一旦終了となったが、症状が再び現れ始めた為、1年後に再来院された。
再診の際に脉状を確認すると脈がとんでいることを確認した。以前には診られない脉状であった。とぶ頻度は(1/3-4拍)。問題のない期外収縮の可能性もあるが、脈拍のチェックをご自身で続けてもらい、とぶ頻度が変わらない場合は循環器を受診するよう案内した。
その後、循環器科にて心房細動の診断が付きカテーテル治療を行ったと半年後にご報告をいただいた。


ドケルバン病

何かのついでとして、相談を受けるケースが多い疾患です。ごく軽度の場合は加療することもありますが、アイヒホッフテストが顕著で炎症、腫脹も強い場合は鍼灸不適応として整形外科さんへの受診を勧めています。
ステロイド注の選択も可能な方が優位だと判断しています。

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